活動報告

こんにちは、しずおか農山村サポーターむらサポです。

 

今回は、朝から人が押し寄せる人気スポット　道の駅ふじおやまにお邪魔しお話をお伺いしてきました。
この道の駅は小山町内を走る「２４６号線」沿いにあります

そして今回お話をお聞かせいただいたのは、道の駅ふじおやまの武藤支配人。

小山町には３つの「美しく品格のある邑」がありますが、この小山エリアの農家さんが手塩にかけて育てた野菜が朝の７時からところ狭しと並んできます。そして９時過ぎからお客様が増えだし遠くは首都圏の方々がわざわざここまで野菜やお米を買いに来られるそうです

 

 

   今現在、この道の駅に登録されている農家の皆さんは約１２０軒、その多くの農家さんが朝からどんどん野菜を運び込んできます！

　野菜ももちろんですが　やはりこの地域で人気なのが「こしひかり」　このお米を首都圏から買い求められる方が多く、しかもお客様毎に自分の好みの農家さんがあるというのです。それほどまでに小山で作られるお米は人を惹きつけるという事なんですね。農家の方おひとりおひとりの「育て方」そして努力が多くのファンを呼び込んでいるのでしょうね

 

そして、道の駅ふじおやまの特徴的な商品がこの「お花」。道の駅でお花？と思ったので武藤支配人にお伺いしたところ、「実はこの道の駅の売れ筋商品なんですよ」と話してくれた。　しかし、なぜ道の駅で花がそんなに売れるのか？　さらにお聞きしていくと　この道の駅の近くには　「富士霊園」があり、そのお花としてご購入されるお客様が多いというのです。これにはなるほどと納得をさせられました。確かに取材している最中でもどんどんと花が売れて行きました

（富士霊園へ訪れる方用にお線香やマッチも販売している珍しい道の駅）

さらに売れ筋なのが　この「つきたてのお餅コーナー」。普段お餅というと硬いものを想像しますが、この道の駅ふじおやまでは　いわゆる「もち肌」といわれるようなつき立てのお餅が毎日棚に並ぶというのです。しかも朝の８時前から商品が並び始める　ということは？３時くらいに起きて餅をつき、ならして切ってパッケージにして配送にこられるんですね。今回の取材時にお会いした草もちを作っている湯山さんと少しお話をさせていただいたのですが「もう暮れとお正月になったら本当に多くの人が餅を求めてくれる、こんなに嬉しいことはない」とおっしゃってられました。

 

色々な地元野菜が並んでいるコーナーで出荷組合マネージャーの鈴木さんが、丁寧に野菜のこと　そして食べ方についてもレクチャーをしていただきました。ミニパプリカなどはそのままフライパンで焼いても美味しく食べられるとのことで、早速購入をさせていただいて試してみることにしました、こうやって教えていただけることで更に購買意欲が増してきます

また武藤支配人いわく「多くの町との地域間交流をすることを心がけている」とのこと。ブースには小山や御殿場産の野菜だけではなく　三島西麓野菜や秦野の野菜などが並んでいて豊富な品目が並んでいることも特徴です。

「リニューアルしたばかりのレストランエリア」

今年４月にリニューアルをしたばかりのレストラン、綺麗な店内と広々とした窓の開口の大きさが目に飛び込んできます。晴れた日はここから大きな富士山が見えるとのこと、窓側の席は大人気だそうです。また一人用のブースも１０席程度あり、「コンセント」の配置があるため充電などもしながら食事が食べられるという素晴らしいサービスがあります。また驚いたことは定食などのご飯のすべてが「こしひかり使用」ということです。やはり、地元のこだわり抜いたお米を提供されるというこだわりが人気の秘密なのだろうと感じました。

また　よく見れば、なんとラーメンの上にカツがのせる「塩かつラーメン」というような一風かわったメニューや富士山カレー、チキンなどの道の駅ではあまり見かけないようなクオリティの高いメニューの提供をしているのも注目です。女性たちに人気のメニューなどは女性シェフの小松原さんが商品開発を担当されているとのことでした

（豊富なメニューが並ぶ看板。朝８時から営業開始、朝食から昼食への切り替えは１０時より）

 

（木のぬくもりを感じる店内、窓から晴れていれば富士山が一望できます）

（旅行やサイクリスト、充電を持っていない人たちにも対応してくれているコンセント付き座席）

 

（富士山カレー７５０円とイタリアンチキン定食９００円　ボリュームありの定食です！）

美しく品格のある村が多くある小山町、その町内で作られた野菜やお米を売る仕組みがあることがとても強みであるとこの現地取材をさせていただいて感じました。　これから２０２０オリンピック自転車ロードレースの準備も加速して行き、このレースのゴールでもある「富士スピードウェイ」にほど近いこの道の駅ふじおやまは今後さらに集客を伸ばしていくと想像できます。またさらにパワーアップしていく小山町にぜひ皆さまも足を運んでみてください。

http://fujioyama.co.jp/restaurant.html