【富士宮市】「環境ビジネス研修」で白糸に企業5社スタッフが集結♪

こんにちは!
しずおか農山村サポーターむらサポ@東部です。
 
「静岡の農山村の豊かさをビジネスにつなげていこう!」を合言葉に、地域で環境関連ビジネスの展開を考えている小規模事業者や団体の事業創出を後押しするための研修会が、現在開催されています。
 
この事業創出に手を挙げたのが、富士宮市原でコメ作りを行っている株式会社富士山白糸ファームさん。
 
 
この白糸ファームさん、『環境と健康に優しい農業』をモットーに掲げ、どんどん増えてしまっている耕作放棄地や後継者不足の問題、また若者の農業離れ問題を少しでも解決しながらも、おいしいお米を提供していく活動を現在手掛けています。
 
 
11/2は、そんな白糸ファームさんの活動現場を実際に見学しながら、どういった事業を展開することができそうか、その可能性をさぐるため、参加者である静岡市の大手企業5社の若手&中堅職員の皆さんが富士宮市に集結し、代表の渡邊亜子さんからのレクチャーを受けました。
 
 
バックで見守るのは、富士山(^_^)
 
 
渡邊さんからは、
「田んぼは地域の耕作放棄地や、農業者の高齢化により維持管理が難しくなった田んぼを借りているため、白糸地区に点在している」
「棚田からは、富士山や駿河湾まで見渡すことができ、ロケーションが素晴らしい」
「現在、田んぼのオーナー制度に取り組んでいて、1区画1アールで年間40kgほど収穫ができ、オーナーはいつでも田んぼを訪れる事ができる。田植えも稲刈りもオーナー自らの手で行った。オーナーは関東圏からも来ている」
「白糸ファームは耕畜連携を意識しており、稲わらを牧場へ供給する代わりに堆肥をもらい、田んぼにまいている。
どの堆肥でもいいという訳ではなく、白糸ファームの田んぼに適した堆肥があるので、連携も難しいところがある」
などなどのお話があり、参加者は田んぼを見ながら、事業の強みや課題等について情報を収集しました。
 
 
参加企業のスタッフからは「白糸ファームがすでに行っているおむすび販売の販路拡大や、オーナー制度の仕組みづくり等、白糸ファームの課題やニーズに寄り添いながら、具体的に持続可能な事業創出の可能性を探っていきたい」
という声が。
 
 
今後は、白糸ファームと意見交換を続けながら、中間発表に向けて準備を行っていく予定です。
 
これを機会にどんなビジネスが生まれてくるのか、 とても楽しみですね♪