【袋井市】農業体験ファーム「夢未来みどり塾」でマイスター認定証授与式♪
こんにちは!しずおか農山村サポーターむらサポ@西部です。
令和5年1月7日(土)農業体験ファーム「夢未来みどり塾」で年間活動の締めくくりとして、マイスター認定証の授与式と秋野菜の収穫と片づけが行われました。
この認定証を受けた方は「初段」に認定されました。
この農業体験ファームは、平成26年にオープンした体験農園で設立丸9年経ちました。
年間コースは3月にスタートし翌1月で修了する10ヶ月間の健康野菜づくりコースです。
ファームから農機具や農業資材、苗、肥料、水なども提供され、マンションに暮らす人たちでも手ぶらで気軽に参加できる塾です。
園主の藤田先生は、静岡県庁で農業技術者をされており定年退職後に農業の楽しさを多くの人に伝えていきたいとして始め、親切に指導してくれます。
家族や団体などで会員となって、自分たちの区画を月2回(金・土・日から参加できる日)の講習です。塾長のプログラムに基づき、その日の作業の講座を受け、塾長による実演により作業方法を学び、自分の区画で野菜づくりの作業を行います。
年間コースを修了し、卒塾される方や継続する方もいます。
1月で卒塾される方は「今度は自宅で実践してみる。だけどわからない時には塾に来て先生に教えてもらう。この場所で交流会ふぁあったら参加したい!」と言っていました。
農業の知識がない方でも、先生に教えてもらいながら、土いじりをして健康に野菜を作る喜びを味わうことができます。
月2回が義務とならないよう、夏場は月2回の作業では草刈や水やりなどが間に合わないこともありますが、塾長がサポートしてくれます。野菜の生育が早い時は、塾から野菜の収穫を知らせるLINEも送ってくれます。
会員は県西部地域の人たちが多く、約50区画のうち37区画が会員利用。残りはジャガイモ、サツマイモなど一般の「収穫体験用」に利用されています。
袋井市内の福祉施設入所者や放課後児童クラブの子どもたちなどの農業収穫体験の場としても提供されています。
令和4年は120名余りの会員と500名余りの収穫体験に参加されました。
ロッカーやシャワールームも完備され、調理などができるクラブハウスもあります。
コロナ禍により屋外で体を動かし、土をいじりリフレッシュできるとして人気が高まっています。
農作業するだけでなく、この農業体験ファームで知り合った人たち同士のコミュニティもできています。
また、東日本大震災で福島県から避難された方々も会員となり、原発事故で故郷を離れた人の交流・コミュニティの場にも利用されています。
令和5年度は3月3日~5日からスタートします。
年間コース(10ヶ月)1区画86,000円(32㎡)でまだ申込は可能とのことでした。
オプションで希望者はタケノコ掘り、スイカ栽培などもできます。
その他、夏野菜コースや秋冬野菜コースの短期コース(4ヶ月)もあります。
コロナ前は地域のお祭りとの交流や正月の餅つき会などのイベントも行われていました。
グループや家族の交流の場として単発の収穫体験に申し込むこともできます(要予約)。
健康づくりと安心・安全で美味しい野菜作りを体験し、農業にふれあう喜びを味わってみませんか?
毎週金・土・日曜日に農園見学(予約制)も行っています。
●お問合せ先 農業体験ファーム「夢未来みどり塾」
●住 所 袋井市萱間(かやま)896
●アクセス 車で東名袋井ICから北へ約12分
●電 話 090-4254-4922(又は0538-48-7803)
●WEBサイト http://yumemirai-midorijuku.com/