【島田市菊川】「菊川の里ごりやくの会」活動紹介
日坂宿と金谷宿の間に位置する「間の宿」。ここに地域住民の有志でつくられた「菊川の里ごりやくの会」があります。主な活動は、イベント「茶の実オイル・あかりアート」の開催や、軽トラ市の出店などです。
今回は1月に行われた、ごりやくの会の今年の活動を決める会合に参加してきました。
ごりやくの会の活動の中で特に大きなイベントの「茶の実オイル・あかりアート」は、手入れの行き届いていない茶畑の茶の実を拾い、採油したオイルを使ったアート展。
茶の実オイルは、会のメンバーである北川明さんが圧搾器を購入し、抽出しています。
しかし、採油するまでには多くの手間がかかります。茶の実1粒につき1%しかオイルは取れないそうで、イベントで使う1.5Lのオイルを採油するには茶の実拾いにひと月、圧搾器による搾油にひと月かかるのだとか。それをすべてごりやくの会メンバーで行っているのです。
会合は山本さんの進行で、今年開催予定の「茶の実オイル・あかりアート」は、どんな形態で開催をするのか、キッチンカーなどの出店は外部に依頼するのかしないのか、行灯はどのようなものを作るのかなどなど、さまざまな議題に対して、意見が積極的に出されていました。竹灯篭以外にも竹のドームの制作、ペットボトルや紙袋で行灯を作るのはどうだろうなどの意見や、行灯の制作を子ども会や保育園などに声をかけて地域の人を巻き込みたいという意見もあがります。
コロナ禍でのイベント開催となるため、中止になることも視野にいれるとなると、会員以外の人にお願いすることが消極的になってしまい、なるべく会員のみでまわしたほうが良いのではという意見も出されました。
この「茶の実オイル・あかりアート」のイベントは以前レポートに来たことがあります。会場となる菊川の里会館では竹のドーム展示や地域の方によるアコースティックライブがあり、会館前の道路脇には神谷城保育園の園児たちが絵を描いた竹灯籠が並べられ、親子三代で会場に足を運んでいる方など、地域の方が楽しみにしているイベントのひとつだということも見て取れました。
しかし、過去に6回開催してきた中で、イベントの流れなどの大枠はできてきたものの、この先イベントが向かう先や目標、最終的な成功のイメージなどを想像すると、まだまだ課題はあります。
コロナ禍のため試行錯誤をしながらの活動となりますが、メンバーで協力し合いながら活動をしています。イベント開催の際は、またお知らせします。
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○●新型コロナウイルス感染症対策「新しい生活様式」を実践しましょう●○
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現在、静岡県の新型コロナウイルス感染状況は「国評価レベル2(警戒を強化すべきレベル)」であり、今後の感染拡大防止に警戒が必要です。
・不要不急の帰省や旅行など都道府県をまたいだ移動、県内においても不要不急の外出については自粛しましょう
・3つの密は「1密」でも回避しましょう(密閉空間 密集場所 密接場面)
・マスクを付け、咳エチケットをしましょう
・こまめに手を洗い消毒をしましょう
・換気をしましょう
・屋外の活動でも、「食事は黙って食べる」「会話は必ずマスクを着用する」ことをお願いします
・体温測定や健康チェックをし、発熱や風邪の症状がある場合は無理せず自宅で療養しましょう
一日も早くこの事態が収束することを願って、「新しい生活様式」を実践し、できることをしていきましょう
○●ふじのくにの農林水産物を買って繋がろう!「バイ・シズオカ」運動!●○
「バイ・シズオカ」は、県内の農林水産業の皆様が直面する厳しい現状を、県民の共助で乗り越えていくため、農林水産品の購入や直売加工施設の利用を呼び掛けていく取り組みです。
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