【島田市伊久美】無農薬栽培作物を使用したビールとアルコール入レモネード完成!
島田市伊久美地区でホップ栽培に取り組む「合同会社ビアホップおおいがわ」運営の「193バレーブリューイング」が、伊久美産の無農薬栽培作物を使用したお茶とレモンのビール2種を完成させました。
以前、伊久美でのホップ栽培を紹介していますので気になる方は、まずこちらの活動報告を御覧ください。
今回製造された2種は、地元産の無農薬栽培作物のお茶を使ったクラフトビールと、同じく無農薬栽培のレモンを使った低アルコール飲料「モザイクレモネード」。
「スリープレスインシマダ」と名付けられたクラフトビールは、茶農家の大橋勝典さんが作った一番茶をペールエールに合わせたもの。大橋さんは、醸造に携わる渡辺威夫さんが学生の頃からお世話になっている方で、10年以上ものお付き合いになります。
ビールを作るにあたり、大橋さんのお茶を使わせてもらいたいという話をして快く協力してくださったそう。試飲後大橋さんは「柔らかくお茶が香ってくる感じ。自分が作ったお茶がビールになるのは嬉しいです。お茶の新たな可能性が増えましたね」と完成をとても喜ばれていました。
「モザイクレモネード」は、レモンを栽培している森田よし枝さんが栽培したレモンを皮ごと使用し、ハードセルツァー風飲料に漬け込んでいます。「アルコール飲料ではありますが、ビールが苦手な人でも飲みやすく、ぜひワイングラスに注いで飲んでもらいたいです」と渡辺さん。
森田さんは、「レモンの香りがとても効いていておいしい。こうして使っていただけるだけでとてもありがたい」と話します。
「ビアホップおおいがわ」の小林浩樹代表は、「まだまだ階段を一段上ったところ。これからも地元生産者の顔や繋がりが見える商品を作っていきたい。この地にしかないもの、ここにしかないもの、この地でしかできないモノづくりをしていきたいと考えています。今回のビールが本当の意味での第一歩になったと思います」と手応えを感じていました。
こちらの商品は193バレーブリューイングとKADODE OOIGAWAにて、クラフトビール(770円)、モザイクレモネード(660円)で販売中。193バレーブリューイングは現在は金・土・日・月10:00〜14:00の販売のみですが、今後はビールが飲めるBBQ施設を春にオープン予定しています。