【川根本町】「けっこい瀬平」の❝平谷の流し焚(たい)❞

ふじのくに美しく品格のある邑

ふじのくに美しく品格のある邑

けっこい瀬平(川根本町)

この邑について

2018/07/14

大井川中腹にある瀬平は、美しく品格のある邑に登録されています。

川根茶のメッカである茶園「けっこい瀬平」や、柚子などでも有名な地域です。

 

平谷の流し焚(たい)は、文政11年(1828年)から続く伝統行事です。

毎年7月14日の夕刻に、青岳と麦わらを束ねた上に「たいまつ」を立てて大井川へ流します。

かつて、大洪水が生じた時に、洪水の被害や、疫病が流行りました。

この行事は、疫病の犠牲者の霊を慰めるため、水の神「津島神社」に流灯を奉納したのが始まりと言われています。

戦争時中もずっとこの行事は途絶えることなく続けられました。

川根本町の指定無形民俗文化財にも指定されるほど、伝統ある行事です。

 

場所:川根本町平谷地区(大井川、平谷の河原)
時間:例年、概ね午後6時30分ころ

問い合わせ:瀬平けっこにせっ会 0547-56-0681